隠れオタでもいいじゃないか
主にPCゲームの二次創作を書かせていただいています。 あとは最近やっているゲームやら読んでいるラノベやらのこととか……。
記事一覧: 200711
11月24日(土) [ 未分類 ] # 45 <固定リンク>
- とりあえず
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とりあえず本日Canvas祭用のSSを書き上げましたよ。随分時間が掛かったような……(*´・ω・)
一応もう一回見直して推敲してみるつもりです。あと誤字脱字が無いか。なにやらここでアップをした作品は出せないようなので、期間の最中は向こうでアップ、終わったらこっちでも出す予定です。その頃には本筋のほうもいいところにいければいいんだけれども。
そういえば夏にこれを終わらせるとか戯言をほざいていたような……(´・ω・`)
いや〜、昔が懐かしいですよ。(⊃Д`。)゜
まあ明日取り掛かってみますが、遅筆な自分は恐らく書ききれませんね↓
でも来週中には更新する予定なんで見てやってください☆
ついでにゲームははしごしてます。
君主 → まじぷり(途中) → 空缶(一応)→ あかね色に染まる坂 → 灯穂奇憚(終わりかな?) → ふぃぎゅ@メイト(始めたばっか)
かな〜り懐かしいものもありますがw
こんなことばっかやってて全然進んでません。ホント申し訳です。
でも一応プロットは立ったんで悪くないものはできる、かな?
このホームページでは一部、エフアンドシー製品の画像素材を加工・引用しています。
また、これらの素材を他へ転載することを禁じます。
11月12日(月) [ 藤浪朋子 SS ] # 44 <固定リンク>
- それはすぐ傍に(22)
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(22)
目覚めは最悪だった。
体調が悪いとかそういうものではない。気分がすこぶる悪いのだ。
いつもなら起きてから暫くの間は頭が回らず、視線が宙を行ったりきたりしているのだが、今日に限っては自然に目が覚めていた。けれどそれは決してよいことではなかっただろう。
私は起きた瞬間に寝てしまっていたことを後悔した。
本当なら寝るつもりはなかった。できることなら今日の朝まで起きていようと思っていた。
それは私の意地だったのかもしれない。
約束を守るためにじっと我慢し、必ず来てくれると一人闇の中で待ち続けた。
あるいは同じ苦しみを味わいたくなかったのかもしれない。
誰も来ない病室でその日を終わらせていたあの頃、全てを閉ざしていたあの頃。
私はそんな自分に戻りたくなかった。そして今の日々を終わらせたくなかった。
痛みしか知らなかったあの頃ならすんなり諦めることができただろう。小さな箱庭の世界で淡々と過ごすことも苦にはならなかった。けれどその外にある世界の素晴らしさを知ってしまった私は弱くなってしまった。そんな広大な世界に一人放り出されてしまったらきっと耐えられない。
私にできるのは溢れそうになる感情を必死になって押し留めることぐらいだった。
「それで朋子ちゃんは朝からそんなに不機嫌だったのね」
昼食後の時間、私は自分の仕事よりも私のことを優先している(サボタージュでは無いと言っていた)真崎さんと話をしていた。といっても話の内容自体は私の愚痴を聞いてもらっている形になっているが。
本来ならこんなことを話すつもりはなかったのだが、話の流れでなんとなく零してしまった。それにどうせ真崎さんのことだからそのあたりの事も知っているのだろう。真崎さんに限らずここの看護師の人たちは何故か上倉先生が来たことを知っているのだ。もしかしたら看護師の間で私のこととかが話されているのかもしれない。
……あまり想像したくない話だ。
「でも良かったわ。なんだか朋子ちゃん、元気ないみたいだったから。もしかしたら体の調子が悪いんじゃ無いかって心配したのよ」
「……元気というわけではありませんけど」
体調は悪く無いけれど機嫌はすこぶる悪い。言ってみれば最悪だ。それなのにそんな手放しで喜ばれては何かあまりいい気がしない。
「代わりに最悪の気分ですよ」
半目で睨むものの、真崎さんは平然と笑みを浮かべている。
「そうかな? 私はちょっと嬉しいわ」
思いがけない言葉に、私は怪訝な表情を浮かべてしまった。
だってこの人は他人の不幸が嬉しいといったのだ。正直理解できない。もしかしてこの人は他人の不幸が蜜の味とかおっしゃる異次元の人なのだろうか……。
もしかしたら私生活でも他の人を苛めているのかもしれない。いや、たぶんそうだろう。ことあるごとに私をからかうのもその一環なのだろう。
そんな私の感情が顔に出ていたのか――いや、間違いなく出ていただろう。残念なことに私は隠し事がうまいほうではない。虚勢を張ることは幾分かできるが、無表情を取り繕うことが致命的に苦手だ。さっきだって思いっきり怪訝な表情を浮かべていただろうし。案の定真崎さんは困ったように苦笑している。
真崎さんは誤解を解くかのようにぱたぱたと手を顔の前で振った。
「そうじゃなくてね。ほら、朋子ちゃんってちょっと前まで全然わがままを言ってくれなかったじゃない。こっちの言うことを全く聞いてくれないよりはいいんだけど、なんだかお人形さんみたいで寂しかったわ。
でも今は笑ったり怒ったり拗ねたり、流石に泣いてはくれないけど。それでも十分感情を見せてくれるから。そんな風に素の朋子ちゃんを見せて欲しいわ」
「…………」
そんな風に真っ直ぐに感情をぶつけられたら何も言えなくなってしまう。それにありのまま、改めて言われれば意識してしまう。
私は照れたような困ったような、なんとも言えない表情を隠すかのように視線を手元へと下げた。
「本当なら私が朋子ちゃんを元気にしてあげたかったんだけど、上倉先生に取られちゃったから。本当なら私と甘〜い時間を過ごすはずだったのに、なんだか妹を取られちゃったみたいだわ」
…………どうしてこの人はオチをつけたがるのか。
思わず脱力してしまいベッドに突っ伏してしまう。うなだれた私の耳に真崎さんの控えめな笑い声が流れてくる。まったく、私は何度溜息をつけばいいのだろうか。
しかしおかげで大分気分が楽になったのも事実だった。相変わらず上倉先生に対するもやもやとした感情は晴れてはいないが、先ほどまでの陰鬱とした気分は綺麗に消え去っていた。
「まあそれは冗談として、やっぱり自分の気持ちはちゃんと言ったほうがいいと思うわよ」
「……それができたら苦労しませんよ。できて思いっきり文句を言うぐらいですね」
思わず自嘲的な笑みを作ってしまう。
そのぐらい簡単に想像できる。自分勝手にわがままに、相手のことを考えず感情のままにぶちまけることしかできないだろう。きっと昨日の――いや、先ほどまでならそれでも良かったかもしれない。けれど幾分か落ち着いて考えてみると上倉先生にも事情があったのではないかと思ってしまう。
「いいじゃない、思いっきり文句を言ってあげれば」
しかし真崎さんは優しく微笑みながら私の言葉を肯定してみせた。
まさか肯定されるとは思っても見なかった私は、その言葉の真意が分からず驚きと怪訝な感情が混ざり合った表情を浮かべていた。
「喧嘩ぐらいしてみるものよ。やっぱり自分の気持ちを押し殺して仲良くするっていうのも違うと思うから。たまには素直にならないと上倉先生だって朋子ちゃんのことが分からなくなっちゃうわよ」
確かに真崎さんの言いたいことは理解できる。そしてそれが正しいことだと納得できる。
「……でもそれができるのは真崎さんだからですよ。私は怖くてそんなことできませんよ。もし上倉先生に愛想を尽かされたら、もし上倉先生と仲直りできなかったら。そんな想像がいくらでも溢れてきて……そう思ったら素直に言えるはずなんか無いですよ」
そんなことができるのはよっぽど自分に自信を持っている人ぐらいだろう。それこそ真崎さんや上倉先生のように。
――なんだか自分が惨めに思えてくる。進むことも引くことも恐れてただ愚痴ばかり言っている。自分を変えたいと思ってもその勇気さえ出ない。
落ち込む気分と共に視線が手元へと落ちていく
「………………」
真崎さんも何も言わず何かに耐えるような表情をしている。
沈黙と共に重たい空気がじわじわと病室の中を覆っていく。
嫌な感情が螺旋のように渦巻き、それが悪い思考を生み出すという悪循環。
「もうっ、ほんとに朋子ちゃんは可愛いわね」
けれどその流れを断ち切るかのように、突然真崎さんが明るい声を発した。同時に暖かいものに包まれる。
「どうして朋子ちゃんはそういうこと言うのかしら。思わずぎゅっとしちゃったじゃない」
…………どうやら真崎さんが我慢していたのは私に抱きつくことだったらしい。
けれどどうしてそんな行動に出たのか理解できない私は唖然とすることしかできない。
「やっぱり恋は女の子を変えるわね」
そう言いながら楽しそうに私の頭を抱きしめ何度も頭を撫でてくれた。
私はそんな真崎さんの行動が思いっきり恥ずかしくて、ちょっとだけ困って、なんと言っていいか迷って。
――――そしてとても嬉しかった。
まるで母親に撫でられているかのように、暖かく幸せな気持ちがあふれてきた。
「朋子ちゃんは上倉先生がそんなことで絶縁するような人だと思っているの?」
小さく首を横に振る。
「私もそう思うわ。上倉先生はそんなことで怒るような度量の小さい人じゃないわ。それに何より朋子ちゃんのことを心配してる。きっと昨日来れなかったことも申し訳なく思っているのじゃないかしら」
「…………」
「だから最初にすっきりして、その後思いっきり甘えなさい」
「え……甘える……?」
他人に寄りかかるなんて危うい選択肢を考えたことなどほとんどなかった。例外は10年近く前のあの頃だろう。
それから数年、誰かに甘えるなんて弱さでしかないと思っていた。
しかし真崎さんはそれでも構わないとそう言ったのだ。
「いいじゃない、ちょっとしたわがままを言えるのと素直に甘えられるのは子供の特権よ。それを無理して大人ぶる必要なんかなの」
抱きしめていた腕を放しその両手で私の手を包み込む。しかしその母性的な仕草とは裏腹に、無邪気で可愛らしい、子供みたいな視線をこちらを見つめている。
包容力溢れる普段の女性らしさと、時折姿を覗かせる子供っぽさがやはり真崎さんの魅力なのだと思う。
「素直に甘えることも大切よ。いつも押してばかりだと相手に逃げらて、引いてばかりだと負ってきてくれないわよ。相手に合わせて駆け引きをしなくちゃ」
「そうですね」
思わず口元が緩んでしまう。昨夜から悩んでいたことがたった数分で解決できてしまった。
もやもやしていた感情がだんだんと形になってきた。上倉先生に言いたいことが溢れてきそうだった。
真崎さんはそんな私を楽しそうに眺めていた。
「それじゃあ私は仕事に戻るから。――頑張ってね」
そう言い残し笑顔と共に病室を出て行く。
それにしてもやはり仕事が残っていたのか。きっと私のためにわざわざ時間を詰めてくれたのだろう。後で苦しい思いをするのを分かっていながら。
しかし真崎さんは決して表に出さない。私に気付かせない。例外としては今みたいにわざわざ仕事に戻ると言い残したときぐらいだろうか。それだって『私が時間を作ってまで励ましてあげたんだからいい結果を出しなさい』という、真崎さんのエールだろう。
自分でも意外だったが、結構真崎さんのことを理解していることに気がついた。
付き合いが長いためなのか、それとも真崎さんが自分の心をちゃんと伝えてくれるからか。恐らく後者だろうが分かり合える人がいるというのはとても嬉しかった。
――上倉先生ともそんな風になれるだろうか。
ふとそんなことを考え、すぐに考え直した。
流れに身を任せるのではなくて自分できっかけを作らなければいけない。いつもは無理かもしれないが、今日だけは自分に素直に、心のまま正直になって話をしてみよう。その勇気を貰ったのだから。
4時過ぎまで残り1時間と少し。私は両手をぎゅっと握り決意を固めた。
ん〜なかなか更新できません。( ̄Д ̄;;
学校の課題やら部活やらバイトやら積みゲーの消化やらw
とにかく今回はキリのいいところでストップ。本当ならもうちょい先までのつもりだったんですけど、まあ詰め込めませんでした。なので次回は短めに、ついでに早めに書きたいです☆
どうでもいい話ですけど、ただいまどのゲームをやろうか迷い中。
家族計画かAirか君主か。なんか最近昔のゲームが手に入ったんでやってみようかと。最近のは絵がいいけど中身が微妙なのが多いんでねぇ↓
<(どうでもいい)次回予告>
ついに新たな能力に目覚めた朋子ちゃん!! 操作系の能力を駆使して上倉先生を操ることができるのか!? 目指すは小悪魔系美少女だ!!
しかし噂の天然美少女もついに沈黙から解き放たれる。赤い色は確かに3倍!! だがその分ダメージも3倍という諸刃の剣。いったいどう戦えばいいのか。とりあえずキャラは嫌いじゃないぞ。
そして天然ジゴロは地獄に落ちろ。
次回こうご期待!!


*この予告はフィクションです。実現することはありません。筆者の脳内で繰り広げられるどうしようもないお話です。どうしようもありません。










