隠れオタでもいいじゃないか
主にPCゲームの二次創作を書かせていただいています。 あとは最近やっているゲームやら読んでいるラノベやらのこととか……。
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05月30日(金) [ 藤浪朋子 SS ] # 74 <固定リンク>
- それはすぐ傍に(28)
-
子猫はとても寂しく思いました。少年の傍には自分の居場所が無いと感じたからです。
胸がずきずきし、涙が零れてきました。
一人で町をとぼとぼと歩きました。冬の空は子猫の姿を何も言わず見下ろしていました。
人がたくさんいるところへ行ったのに、だんだんと寂しくなってきました。そこにはまるで自分の居場所が無いかのようでした。
子猫は家に帰ろうと思い後ろを振り返りましたが、そこで驚くことに気がつきました。子猫は帰り道が分からなくなってしまったのです。
知らずしらず遠いところまできてしまった子猫は迷子になってしまいました。きょろきょろと辺りを見回しても自分がどこにいるのか分かりませんでした。誰かに尋ねようとしてもみんな無関心に通り過ぎて生きます。
子猫は必死に歩き回りました。けれどますます迷ってしまうばかりでした。
どれだけ探したでしょうか、とうとう歩きつかれてその場に座り込んでしまいました。
声を上げて鳴き続ける子猫に誰も気がつきません。
一人、また一人と子のこの前を通り過ぎていきます。
涙は止まることなく溢れてきます。
そんな子猫の前で足を止める人がいました。
子猫が泣き顔のまま視線を上げれば、そこにいたのは絵描きの少年でした。冬の寒さにも関わらず汗をびっしょりとかいていました。けれど少年の顔には疲労ではなく安堵の表情しかありませんでした。
一番でも二番でもなく、順番など関係ありませんでした。自分にとっても、相手にとっても、ただ大切であればそれでよかったのです。
思わず少年の腕の中に飛び込んでいました。
迷子だった子猫は、ようやく安心することが出来ました。
(28)
校門から見上げる空は生憎の曇天だった。なにをもって生憎なのかはよく分からないが。春や夏ならば晴れがいい天気だと思うが、冬の空ならば雪が降るのが相応しい天気とでも言うのだろうか。まあいい天気などというのは、その個人がそのときの都合で勝手に決め付けるものなので一概にどれがいいなどと定義できないのだが。
約二十分ほど、そんなどうでもいいことをこの寒空の下で延々と考えながら時間を潰しているのだが。現在の時刻は既に八時十五分を回っている。予鈴が二十分になることを考えるとそろそろ教室に向かわなければ間に合わない。
というのも昨日の海での会話が発端だった。久々の学校、それもようやく手術をし健康とは言えないまでも病人ではなくなったのだ。これからクラスの中でも馴染まなければならないと考えると非常に緊張してしまう。受験など受かって当たり前の気持ちだったから、今は比べるまでもなく心臓が高鳴っている。足が震え気味なのも寒さのせいでは無いだろう。
つまるところ一人で登校することは出来ても、教室に入る度胸はちっぽけな胸には詰まっていなかったというわけだ。比喩的な意味合いであって、決してスタイル云々の話ではない。
そういうわけで一緒にドアを潜る相手を待っているのだが。
「遅い……」
時計を見ながら何度目か分からない呟きを零した。本気で先に行こうかと思った矢先、目の端に特徴的な色が引っかかった。
ゆらゆらと風にたゆたう髪。にび色の空を背景に映える月の色は、ただそこに居るだけで確かな存在感を見せ付ける。一歩、また一歩と歩調を乱すことなく優雅に――――とは程遠かった。近づくにつれよく分かるが、のんびりしているというか無頓着というか、遅刻ギリギリであるのを気にしているようには見えない。
「ごめーん朋子ちゃん。待った?」
「うん。かなり」
私が着いてから三十分近く遅れてようやくエリスちゃんがやって来た。詳しい時間は決めていなかったものの、これほどまでに遅くなるとは思っていなかった。
「ごめんね〜。急いだつもりだったんだけど遅くなっちゃった」
手を合わせて謝るエリスちゃんだったが、私の観察眼が「ダウトッ!!」と声高らかに宣言した。
まず乱れていない制服、次に整った髪。汗一つかいておらず、上気もしていない肌。整った呼吸。結論――のん気に歩いていました。
「……何時に家出たの?」
「えっと……何時だっけ? 起きたのが七時三十分ぐらいで、それからご飯食べて……」
うんうんと唸りながら朝のスケジュールを挙げていく。朝食をしっかりとって身だしなみを整え急ぐことなく歩いてくる。それを聞いているとまあ確かにこの時間になるだろう事は想像できた。というかゆっくりしすぎだ。とりあえずあと十分早く起きれば間に合うだろう。
「上倉先生と一緒にこればいいんじゃないの?」
「お兄ちゃんとか〜。でもお兄ちゃんって私を起こすのはいっつもご飯作った後だから。それから急いでも私が食べ終わったらすぐに出ちゃうもん」
いくつか問題点があるのでは。
「……上倉先生に起こしてもらってるの?」
「そうだけど?」
それが何か? とでも言いたげな口調。決して優越感などではなくそれが当たり前、しないほうが変だと言うようにエリスちゃんは頷いてみせた。
「前まではお兄ちゃんの布団で寝てたんだけど最近は自分の布団で寝ろって言うんだよ。冷たいと思わない?」
……私にどんな答えを期待しているのだろうか?
「ま、まあそろそろ一人で起きられるようになってほしいんじゃないかな?」
「む〜。でもねでもね、その起こし方が酷いんだよ。私が布団に包まって寝てたら、こう布団の端を持ってずばーって。しかもその後ごろごろごろーって転がっちゃったんだよ?」
テーブルクロスを引くように腕を動かす仕草を見せる。まあ言いたいことは理解できるのだけど。
「随分とエキセントリックな起こし方ね……エリスちゃんも驚いたんじゃない?」
「あっ、なんかそれでも目が覚めなかったらしいの。後になってお兄ちゃんがそう言ってただけだから良く分かんないんだけど」
――エキセントリックはそっちか!?
まあそんな話をしながら廊下を進んでいたのだが、いざ教室の前まで来るとまるで枷でも填められたかのように急に足が重たくなってしまった。
「朋子ちゃん?」
「あ……な、なんでもないから」
とは言ったものの確実にばれているだろう。登校拒否になる人間の気持ちが良く分かる、
というより私も立派な登校拒否だろう。
硬くなった身体をほぐすように大きく深呼吸。震える鼓動を押さえつけドアに手を伸ばし――
「早く入ろうよ」
「きゃっ!?」
背に衝撃。何かを理解する前に身体が前のめりになる。何とか持ちこたえたものの、二歩三歩と蹈鞴を踏んで勢いよく飛び込んでしまった。
「あ、ごめん。そんなに強く押したつもりはなかったんだけど」
く、これが身体能力の差か……どこまで私の身体は錆び付いているのだ!? ではなく。
「まったく、危ないでしょ。いい? 人の背中を押すのは危険だから止めときなさい。そもそもエリスちゃんは意外と力あって私は人並み以下の体力しかないんだから」
「それはそうだけど、朋子ちゃんがドアの前で止まってるから。もう予鈴なりそうだったし」
まるで見計らったようにエリスちゃんの言葉に合わせてチャイムが鳴り響いた。確かにギリギリだった。それに遅れてきたのはエリスちゃんだったとしても、私から頼んで待ち合わせたのだ。遅れそうになるのが嫌ならば先に行っていればよかっただけの話。それを棚に上げて怒るのも筋違いだろう。
「まあ、そうね」
この話はここで終わりにしておこう。
「えー、鳳仙、藤浪。話が終わったのなら席についてくれないかな?」
思わぬところから割って入った声に驚きの表情を向ければ、そこには困ったような怒ったような、それぞれを足し合わせた笑顔を浮かべた担任が立っていた。加えて私たちに向けられる顔、顔、顔。クラス全員の視線が私たちに向けられていた。あんな騒ぎながら入ってきて、そのままドアの前で突っ立っていたならば注目されるのも当然だけれど。
羞恥と陰鬱たる気分を抱えながら自分の席に向かう。せめてもの救いは私の席が後列にあることか。
それにしても厄介なことになってしまった。手術前と後では状況が全く違う現在、私の気分は転校生も同然だった。まさに新たに人間関係を作らなければならないこの状況、むしろ私に対する壁があることを考えると転校生よりも不利かもしれない。そんな中で先ほどのような奇妙ととられる行動で注目されたとなるとますます生活しにくくなるではないか。
「――ところで藤浪」
同じく自分の席に向かうエリスちゃんを見送りながら、思わず溜息をつきそうになったところで唐突に名を呼ばれた。反射的に顔を向ければ声の主は担任だった。
「手術したんだよな」
「え、はい……」
意図が理解できず曖昧な返事を返す。
「あまり無理はせずに調子が悪いようだったら友人に助けてもらえよ」
「は、はい……ありがとうございます」
その瞬間教室がざわついた。
なぜかクラスの人間が私のことを見ている。そのプレッシャーに思わず気おされそうになってしまった。さらに不思議なことにエリスちゃんは笑顔だったが。
「ん、んん。それじゃあホームルームを始めるぞ――日直」
「きりーつ」
腑に落ちないまま立ち上がった。
「Time passed quickly, and Tommy became more active every day. In no time class was over.」
「エクセレント、ミス・フジナミ」
一時間目――英語。
休んでいたのはそれほど長くなかったため、浦島太郎のようにはならなかった。一応自分でも予習をしていたため楽だったと言えた。若干教師の発音が駄目すぎたのが気になったが。
「ねえ、エリスちゃん?」
「なあに……朋子ちゃん……」
「……どうしたの?」
授業が終わっても立ち上がろうとしないエリスちゃんに声をかけたのだが、そこにいたのは抜け殻となった人型だった。
「ねえ……朋子ちゃん。朋子ちゃんってずっと休んでたよね? どうしてさっきの授業分かるの?」
「どうしてって、そんなに難しかった?」
「難しかったよ!!」
半ば逆ギレのような唐突さで声を上げるエリスちゃん。
「あ〜どうして休み前にこんな量の宿題出すのよ〜」
「確かに結構あったけど、このぐらいの内容だったらすぐ終わるんじゃないの?」
撫子の授業はそれなりに進んでいるけど予習と復習をしていればそれほど苦になるわけではない。
「……エリスちゃん、なんでそんな顔してるの?」
信じられないものを見る目つきで見られても困るのだが。
「そうだよね……朋子ちゃんはエリート組だったもんね」
「エリート組みって……ちょっとそんな老け込まないでよ。ほら、別にテストがあるわけじゃないんだしそんなに焦らなくても……」
「だって終わらせないと冬休みに補習だよ!? それなのにこんなに難しいなんて……」
ずーんと擬音とともに沈んでいくエリスちゃん。なんと声をかければいいのか悩んでいると、何かに気がついたようにエリスちゃんが飛び起きた。
「ねえ朋子ちゃん。さっき授業分かったっていってたよね?」
「う、うん」
「だったらさ、教えてくれないかな。宿題」
暗に写させてといっている笑顔。自分でやらなければ意味が無いんじゃないかと思ったけれど、ちょっと打算が浮かんできたので保留。
「いいけど――」
「いいの!?」
目をキラキラさせながら迫ってきたエリスちゃんの前に指を一本立てて言う。
「交換条件ね」
「だからさっきの訳は『In no time』で無い時間、つまり時間がかからなかったって意味なの」
「うんうん」
「その次の『over』は超えるよりは終わるの方が近いから。『out』とかも同じような使い方があるから直訳して混乱しないこと」
「なるほど」
「だから訳すと『トミーは日に日に活動的になり、あっという間に授業は終わってしまった』となるわけ」
説明しながら想う。この文はまさに今の私を示しているのではないか。実を言うと先ほどの授業はあまりに早く終わってしまい驚いた。真面目に聞いていたというのもあるし、意外に簡単だったのもある。しかしより大きなウェイトを占めるのは訳にあるとおりだ。
全ては気持ちしだい。やるかやらされるか。小さな世界、けれどその小さな世界も自分の想いひとつでこうもありようを変えることを思い知った。
「質問です!! どこから授業という単語が出てきたんですか?」
「この『class』っていうのはクラスって訳すんじゃなくて授業って訳すの。どうしてかっていうと授業は教室で行なうでしょ? だからクラスじゃなくて授業って言うのよ。これもテストに出やすいから注意ね」
「はい先生」
元気よく頷くエリスちゃんとともに廊下を歩く。
何をしているかというとさっきの復習兼、宿題のためだ。今の時間は一と二の休み時間なのだが、ちょっとやんちゃをして抜け出してきた。一応クラスメイトには保健室に行くと伝言を頼んである(伝えたのはエリスちゃんだが)ので大丈夫だろう。一応まだ身体が弱いという認識が植えつけられているのであっさり信じてくれるだろう。まあ保健室に行くのは嘘ではないし。
それにしても私が身体が弱いことをダシにする日が来るとは思っても見なかった。それも隣を歩く少女たちのおかげだ。私には無い強さ、というよりは私が弱すぎたのだが、それでもみんなはすごいと思った。具体的には言えないのだが、生き方というか在り方というか、そういうのが眩しいと思った。
「でも朋子ちゃんってすごいんだね」
「すごい? 私が?」
丁度思っていたことをそのまま返されてしまった。その根拠が思い至らなず首をかしげる私に恨みがましい視線を向けてくる。
「だって私なんて毎日授業受けてても分かんないのに、学校休んでた朋子ちゃんが授業分かるなんておかしいよ」
なんだ、そんなことか。
「エリスちゃんだってやれば出来るでしょ? ちゃんとこの学園に入れたんだからテストだって大丈夫よ」
「そうかな……私の場合は推薦だったから」
勉強のほうは駄目なんだよね、と憂鬱そうな表情を浮かべるエリスちゃん。
「そもそも私は日本にいるんだから英語なんてできなくても問題ないんだし」
「ねえ、その容姿でその台詞はどうかと思うわよ」
初対面では絶対に英語を使おうかと思うから。
「美術部か……」
あまり吹聴する様子はないけれど彼女は絵画界期待のホープらしい。みんな(それほど知り合いが居るわけでは無いけれど)が言うには『天才』とのことだ。コンテストに出るたびに賞をさらっていく彼女を皆がそう讃える。そのせいかクラスの人間との間に壁のようなものを感じるのは私の思い過ごしなどではないだろう。良く言えば天真爛漫、悪く言えば自分本位な彼女の性格もそれに一因している。
「でもとりあえず勉強し特に越したことはないと思うけど。将来いつ必要になるか分からないし、それ以前に卒業するためには出来なきゃいけないんだし」
「朋子ちゃんまでお兄ちゃんと同じこと言わなくてもいいのに」
「上倉先生と、一緒?」
「……変なこと想像してないよね?」
「してないってば」
一緒という言葉に思わず緩みかけた顔を引き締める。正直自分の価値観が同じところにあるというのはいい気分だった。恋人同士が別れる原因となるのは価値観の相違が原因となるところがほとんどだという話を以前見たことがある。別に私が付き合っているわけではないけれど。
閑話休題。とりあえず今は第一の目的を果たすことにしよう。これ以上考えているとエリスちゃんが不機嫌になりそうだし。
「失礼します」
軽くノック。続いてエリスちゃんも断りをいれ室内に入る。
保健室独特の消毒の匂い。慣れ親しんだこの感覚だが、もう慣れてはいけないと思う。
「あれ、藤波さん? どうしたんだい。それに鳳仙さんも」
「やっと手術が終わったので一応報告しようかと」
「私はその朋子ちゃんに連れられてやってきました」
「ああ、そのことか。ちゃんと聞いているよ。おめでとう」
「あ、ありがとうございます」
ちょっと照れくさい。坂井先生には私の我が侭で随分とお世話になった。仮に私がちゃんと手術を受けていれば坂井先生の仕事が半分になっていたはずだ。
「この前学校に電話が来たからね。今日からまた学校に通うからよろしくお願いします、ってね。それに朝も僕のところへやって来たからね」
「やって来たって、誰がですか?」
「ん? 上倉先生だよ」
「お兄ちゃんが?」
「ああ。エリスと藤浪がお世話になってますって」
恥ずかしい。これじゃあ完璧に保護者じゃないか。私のことをそこまで考えていてくれるというのは嬉しいけれど素直に喜べない。完全に生徒で妹で子供扱いだ。ものすごく複雑な気分。エリスちゃんは純粋に嬉しそうだけど。
というより見た目健康優良児のエリスちゃんがそんなに保健室の世話になっているなんて知らなかった。少なくとも私は保健室であったことはない。まあ私がそこまで出席しているわけではないけれど。
「藤浪さんは手術をしたけれどまだ体の弱さは治っていないから、無理をしないように僕からも言っておいてほしいってね。彼には君たちが今日僕のところに尋ねてくるところまでお見通しだったようだね」
「さっすがお兄ちゃん。私のことは何でも知ってるんだね」
「相変わらずだね、鳳仙さんは。校内でそうやって呼ぶと上倉先生に叱られるよ」
「大丈夫ですよ。なんだかんだ言ってお兄ちゃんは喜んでますから」
これもまた意外、軽口を叩きながら笑顔を浮かべるエリスちゃんを見ながらそう思う。社交的に見えてかなりの内弁慶で人によって対応に差がある彼女がこうも親しげに話すとは。その様子からも結構ここに来ていることが推察される。
「そういえばこんなことも言っていたな。二人が仮病を使って保健室に来るようなら厳しく指導してやってくれって」
「え……?」
「あ……」
時間は既に次の授業が始まっている。二時間目は……国語か。まあ私は問題ないけれどエリスちゃんはどうなんだろう。
「どうするエリスちゃん」
「うう……お腹が……」
「…………」
べたべただった。第一保健室でその嘘はどうなんだろう。上倉先生からの注意もあったことだし。確かに授業の途中から教室に入るのは緊張するけれど……そう考えるとなんだか私まで迷ってきた。
「はっはっは。まあどちらにするかゆっくり決めるといいさ」
言いながら椅子を引っ張り出して私たちの前に置いた。
「いいんですか? 明らかに仮病ですけど」
「僕はただの養護教諭だからね、教師みたいな指導は出来ないよ。ただ一人の大人としての意見を言うと藤浪さんはもう少し楽に生きたほうがいいかな」
僅かに逡巡したが、結局出された椅子に座ることにした。それに坂井先生の話にも興味があった。
「楽に、ですか……?」
「うん。例えて言うならば今までの君は張り詰めた糸みたいだったからね。いつ切れてもおかしくなさそうだった。ただその糸を何重にもぐるぐる巻きに糸を重ねていって、頑丈にはなったけど逆に枷となって身動きが出来なくなっていたようだけどね」
枷か。その表現は正鵠を射ているのかもしれない。私は何にも囚われないよう生きているようで、実際は囚われてはいけないという概念に囚われていたんだろう。
「きっとそれを解いてくれたのが上倉先生なんだろうね。けど今の君はちょっと無防備で打たれ弱いところがあるから、もう少し気を緩めてみるのも悪くないんじゃないかな」
気を緩めるか。言葉にすると簡単そうだけど果たしてそうも簡単に自分の生き方を変えれるだろうか。一応自分の中では変わろうと思ったけれどそれは周囲との協調を考えようといった程度。気を抜いて生きると言われてもどうすればいいんだろうか。
「そんなに難しい顔をしなくてもいいんじゃないかな。要するにたまには考えずに行動してもいいんじゃないかって事だよ。そのあたりは友人たちの付き合いの中で学んでいくといいさ」
「そうそう。朋子ちゃんって融通が利かなさそうだよね」
「気の抜きすぎも悪そうだけどね」
「うぅ……朋子ちゃんが苛めるよ」
ちょっとムッと来たので反撃。まあムッと来るのは自覚しているからなのだけど。
「要するに極端なのはよくないってことだよ。心にも身体にもね」
そんな私たちの様子を見ながら坂井先生が言う。その言葉には上倉先生とはまた違った説得力を感じる。
「僕の仕事は君たちが健康で過ごせるようにすることだから、また気軽に来るといいさ」
「そうさせてもらいます」
「朋子ちゃんどこ行くの?」
椅子から立ち上がる私に不思議そうな声をかけた。
「授業に戻ろうかなって」
「今から戻るの?」
「やっぱりサボるのは良くないからね」
「固いよ〜」
不満げな口調だけれどエリスちゃんも立ち上がる。交換条件として保健室まで着いてきてくれたけど、多分そんなものなくても来てくれただろう。打算的な部分がなかったわけではないだろうけど、おそらくそれが友人というものだろう。
「失礼しました」
「ありがとうございました」
先生に礼をして保健室を後にする。
これから徐々に慣れていって授業を受けるのも退屈になっていくのだろうか。休み時間が待ちどうしくなって、友人と会うために学校に来たりするのだろうか。部活に入ったりもするのだろうか。
「部活か……」
教室に向かいながら想像する。何一つ決まっていない未来。まだ学校生活は一日目だけど、幸先の良いスタートを切れた気がした。
ども。今回は比較的早く更新できたかと。まあそれまでに随分と時間かかったんで、ね。
しかしラブコメになるとか言っておきながら彼は出てきてないからね。まあ坂井先生がいい感じに出せましたけど。上倉先生が兄なら坂井先生は父みたいな感じで。
とりあえず次はちゃんと出しますんで。
05月20日(火) [ 藤浪朋子 SS ] # 73 <固定リンク>
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(27)
「うーーーっ、みーーーーーぃっ!!」
海――それは生命の源であり、母なる大地の恩恵を享受する我々がそこに安らぎを感じるのは自明のことだ。海だけでなく雄大な山々、広大な空、そこに広がる自然と対峙したとき自分の小ささを、世界の広さを実感することが出来る。
「おっっっきぃーーーーーっ、なぁぁぁーーーーーっ!!」
それはあたかも自らの微小の身を痛感させ、同時に身体という檻から解き放たれる救いにも繋がっている。
「ねえねえ朋子ちゃん、可奈先輩どうしちゃったの?」
「……きっと私たちには理解できない深い理由がるのよ」
他者の目など気にせず心の赴くままに声を張り上げる可奈先輩。おそらく私のような凡人にカテゴライズされる存在では到底理解できはしない高尚な思考が存在するのだろう。
「朋子ちゃん話しかけてみてよ……」
「断るわ」
生憎私は可奈先輩とは違い一般人なために羞恥心というものが存在するのだ。
「でもみんな私達を交互に見てるよ……?」
「それは困るわね」
というわけで隣にいた自称保護者に視線を送る。可奈先輩を止めてきて、と。
「いやいや、俺だって御免こうむる。むしろエリス、お前が行ってこいよ」
「えぇーーーっ!? 何で私なの? わ、私よりも朋子ちゃんのほうがいいんじゃないかな? ほら、可奈先輩って朋子ちゃんの尊敬する人なんでしょ?」
「えっと……確かにそうだけど、気後れするというかなんというか……その分先生は可奈先輩のお師匠様なんでしょ? 可愛い弟子の面倒を見るのが筋なんじゃない?」
互いに牽制しあう三竦み状態。その矛先を間違えた瞬間に残る二人に叩かれるこの緊迫感。全員が笑顔ではあるけれど、その裏には一般人と変人――もとい、独特な思考回路を持つ天才との境目で綱渡りをする危うさを秘めている。
つまり第三者の目から見ればアレの仲間であると。
「ひーーーろーーーいーーぞーーーっ!!」
そうしている間にも事態は悪化の一途を辿っている。誰かがやらなければならないが誰もやりたくはない。けれども誰もやらなければいずれ訪れるのは最悪にまで落ち込んだ後の結末。全員が巻き添えをくうのであればいっそ――
「あ〜スッキリした〜♪」
だが私たちが決断するその直前に可奈先輩はこちらへと駆け寄ってきてしまった。体中のストレスを搾り出したかのようにさわやかな笑顔だがそれを受ける側は正反対、私たちの心情はエリスちゃんがぽつりと呟いた『戻ってきちゃった……』という台詞が如実に表している。結果としてはなんら代わりのないことだけれど、それでもいざその結果が目の前に現れるとどうしようもない疲労感が圧し掛かる。
「あれー、どうしたの? みんなゲッソリしちゃって」
そんな様子など露知らず、純粋な顔でな疑問を投げかける先輩に思わず苦笑を浮かべてしまう。
けれども全くといっていいほど嘲笑は浮かんでこないのはやはり可奈先輩の人柄だろう。私も含めた一般大衆であるならば空気が読めない奴として排斥されるのが常なのだが、可奈先輩であればそれを許してしまう(少なくとも私は)雰囲気を作り出す。
「なんでもないですよ。ねえ、先生?」
「ま、萩野に自覚を求めようなんざ俺も思ってないがな」
「そうそう。なんて言っても萩野先輩だし」
「くぬ……なんだか馬鹿にされた気がする……」
不満げに顔をしかめる可奈先輩だったが、そんな表情も長くは続かず数秒後には次の話題へと移行していた。
「それよりお腹空かない? わたしなんか食べた−い」
「あ、私も私も」
不思議なもので、さっきまで意識はしていなかったが他人がそう言うと私まで空腹のような気がしてくる。欠伸と同じようなもので伝染でもするのだろうか。
閑話休題、とりあえず何か買いにいこう。実際朝からほとんど食べていないから胃の中は空に近い。もともと許容量が人よりも少なめなのだ、今まではほとんど動くことなどなかったから一食抜いたところで問題なかったが、退院した今はそれではもたないだろう。
「どうする? どっか食べにでも行くか?」
「それでもいいけど朋子ちゃんは海に来たかったんだよね? だったら公園内にある屋台で何か買ってこようよ」
「さんせー。もちろんお金はセンセーのおごりね」
「奢りって……まあ給料日後だから構わないが……」
何を食べようかで騒ぎ合う三人だったが、私はその中で場違いな疑問を抱いていた。
「あの……屋台って?」
予想通り場違いな質問だったようだ。三人揃って不思議そうな顔で私のほうに向き直った。思わずたじろぎそうになったがそこは我慢、おそらく外には私の知らないことは数え切れないほどある。そのたびにいちいち申し訳無さそうにしていては逆に相手に気を使わせてしまう。真崎さん曰く、むしろ当たり前のように聞いたほうがいいとのことだ。
「そういえば朋子ちゃんはここに初めて来たんだっけ」
思い出したようにエリスちゃんが呟く。
「なら知らなくても当然か。まあさっきも言ったとおりここには結構屋台が出ててな、ヤキソバやらお好み焼きやらクレープやら。他にもドネルケパブとかタコなしのたこ焼きとかな。まあ聞いたことの無いような怪しいもんまでいろいろと出てるんだよ」
「それをいろいろ買ってこよーって言う話だなんだよー」
なるほど、そいういうことか。確かに今から店に行くよりもそちらのほうが良さそうだ。それに私にとっては『海で』というのが何よりも重要だった。
海に来るのが今日が初めてなどここにいるみんなに言えはしないが、それでもある程度は察していると思う。わざわざ聞いてこないのは確信しているからか、それとも無頓着からか。まあどちらにしても私にとってはありがたい。とにかく、一番大切なのはこのメンバーで海にこれたということだ。さらに高望みするならば今が夏であることだが、まあそれは次の機会にということで。最初に訪れたのが冬の海というのもなかなか味があるというものだ。それに子供の頃に消化するようにこなす『初めて』を記憶に残る今この瞬間に体験できるのも考え方によっては得をしているといえるだろう。ものすごいプラス思考ではあるが。
「私も、そっちのほうがいいかな」
「それじゃあけってーだね」
「そういうわけで、はい」
「……おいエリス。なにがはい、なんだ?」
笑顔で手のひらを上倉先生へと向けるエリスちゃんに怪訝な表情を向ける先生。
「なにって、お昼食べるんでしょ?」
「そうそう。お昼食べるんだよ」
エリスちゃんに並ぶようにして可奈先輩も手を差した。
「お兄ちゃんさっき言ってたじゃない。奢ってやるって」
「誰がお前に買ってやるって言った。今日は藤浪の退院祝いじゃないか。そもそもエリスには小遣いをやっているだろうが」
「だったら私にはくれるの?」
「余計に理由が無いだろ。自分で買え、自分でな」
「ぶーぶー。お兄ちゃんのけちー」
「センセーってば案外小さい人だったんだね……」
「仕方ないですよ。お兄ちゃんってこういう人ですから……」
「朋ちゃんの退院祝いならみんなで祝うのがふつーだよね……」
「それを朋子ちゃんだけにしか奢らないだなんて……」
「だーーーっ!! 分かったよ。ほら、これでなんか買って来い」
「さっすがお兄ちゃん」
「センセーってばカッコイー」
上倉先生が仕方なさそうにポケットから財布を取り出すや否や、コロッと態度を変える二人。
「ってこんなに貰っていいの!?」
「なんだよ。まさか硬貨だと思ってたのか? さすがに札ぐらい出してやるよ」
「センセーって実は気前良かったんだね〜」
「私も知らなかったな……」
「おいおいエリスまで……どれだけ俺を見くびってたんだ?」
「でもお兄ちゃん。これ五千円札だよ?」
「なっ……ちょ、まてエリス!!」
「待たないよー」
「センセーの分まで買ってくるから期待しててねー」
逃げるようにして駆け出す二人。完全に話題に乗り遅れた形となった私はその光景を見ているだけだった。
「ほら行こう朋子ちゃん」
「えっ?」
だから唐突に掴まれた腕にも反応することが出来なかった。
「初めはお好み焼きからだよー」
背を押され、足がもつれながらもなんとか走り出す。
話に加われなかったとき、心なしか疎外感を感じた。近くにいるはずなのになんと話しかければよいのか分からなかった。
きっとそれは私が他者と関わりを持とうとしなかったからだろう。だからいざ自分から話しかけようと思ってもその経験が無いからどうして言いのか分からない。今までは自分の世界に閉じこもった気でいて、話しかけられるのをずっと待っていた。真崎さんや上倉先生、それに今私の手を引いてくれている二人もそうだ。そう考えてみると今まで自分がどれだけ甘えていたのかが良く分かる。
今の私は赤子も同然だ。一人で歩くことさえままならず、手を引いてもらい背を押してもらい、そうしてようやく一人前のように振舞うことが出来る。それはより大きなコミュニティーに属するとなるとなおさら顕著に現れるだろう。一人輪に加わることが出来ず孤独に過ごす姿が容易に想像できる。
今の私は恵まれているのだろう。何もせずにこんなにも素晴らしい人たちが周囲にいる。きっと学園でも彼女たちは私を助けてくれるだろう。しかしそれでは駄目なのだ。他人に頼りきっているのでは今までとなんら変わらない。私が私自身の力で一歩踏み出してこそ意味がある。私が歩み寄ってこそ先がある。一人の人間として確固たる自分を確立できなければ私は変わることなど出来ないだろう。
遅れがちだった足に力を籠める。私に合わせた小走り程度の速度、それでも若干の距離があった。けれど今ようやく並ぶことが出来た。だからだろうか、それとも単に上倉先生から十分に離れたからか、あるいは疲れただけか。二人は勢いを徐々に弱めゆっくりと歩き出した。ただそれだけだったけれど自然と笑顔になっていた。エリスちゃんも可奈先輩も笑顔だった。友人同士でいることがこんなにも楽しいことだとは知らなかった。
「で、随分と遅かったな」
「え、ええっと……お店がすごいたくさんあったから……」
「そうそう。どれを買うかちょーっと迷っちゃって〜」
「もしかして先生、ずっとここで待ってたの?」
「当たり前だろ。しかしこの寒空の中、まさか一時間も待たされるとは思わなかったがな」
妙に刺々しい台詞だった。というかそれこそ当たり前か。
「で、その量はなんだ?」
「え、ええっと……お店がすごいたくさんあったから……」
「そうそう。どれを買うかちょーっと迷っちゃって〜」
「その言い訳はさっき聞いた」
流石に私も口を挟めない。というのも単に遅めの昼食を買いに行っただけなのになぜか帰ってきたときには三人で何とか持ちきれる量の食べ物が目の前にあったからだ。ヤキソバやらお好み焼きやらクレープやら。他にもドネルケパブとかタコなしのたこ焼きや初めて聞くような怪しげなものまで、まさに上倉先生が挙げたものを全て取り揃えてきたといわんばかりだ。
「ほ、ほんとはね、何か一つにしようと思ったんだけど……ほら、朋子ちゃんがどれも食べたこと無いって言うからつい……」
「そ、そうそう。だから仕方ないよね。今日はセンセーが朋子ちゃんのお祝いをするって言ったんだから」
「な、何それ!? 私のせいなのっ!?」
さっきまで楽しい雰囲気だったのにここに来ていきなり責任転嫁!? なんという裏切りだ……
「で、でもね、朋子ちゃんを責めたりしないであげて」
「センセー、朋ちゃんが悪いわけじゃないんだよ? 私たちにも責任があるんだから」
私は何もしていないはずなのになんだこれは。これじゃあ私を庇っているみたいじゃないか。
「そうか……」
二人の熱心な言葉に大きく溜息をつく。それと同時に先生の表情も和らいでいく。その様子を見ていたエリスちゃんと可奈先輩も緊張を解き――
「きゃっ」
「あたっ」
上倉先生の両手が二人の顔面にのばされた。
「まったく白々しい三文芝居を。素直に謝れば許してやろうと思ったものを」
「いたたたたたたたっ!!」
「うきゃーーーーっ!!」
ぎりぎりとこめかみを締め付けること数十秒、ようやく上倉先生は二人の頭から手を放した。
「というかお前も一緒にいたなら止めろよな」
「あたっ」
ノックするように頭を小突かれた。
「まったく、仕方ないやつらだ」
疲れたように言い捨てた先生だったけれどその目は優しく、本当に保護者みたいだった。エリスちゃんという存在がいるからだろうか、私たちは先生にとって生徒であり、同時に妹みたいなものでにあるんだろう。その他大勢の生徒と同一視されないことは嬉しいのだけれど、どこかほんの少しだけ物足りない感じがする。
「まあ買ったものは仕方ない。そのかわりこれが今日の夕食だからな」
「ええーーーっ!? それじゃあ今日はお兄ちゃんのご飯は食べられないの!?」
「んなこと言われてもな、第一お前が買っていたんだろ?」
「それはそうだけど……美味しいのは本当だけどこういうのはここで食べるものだよ? それにお兄ちゃんのご飯のほうが美味しいんだもん」
「そうそう。センセーってばこう見えて料理上手だもんねー」
先生が料理上手。意外だった、というか知らなかった。
少しショックだった。私が一番先生のことを知っているとは思わなかったが、どこかで私は先生のことを良く知っていると思い込んでいた。けれど実際良く考えてみれば私より可奈先輩のほうが一年以上も長い付き合いだし、それを言ったら先生の従兄妹であるエリスちゃんのほうが良く知っているに決まっている。
「私も……先生の料理食べてみたいな」
だから自然とそんなことを言っていた。
「お前もか……まあ今日は無理だけどまた今度な。そのうち萩野と一緒に食べにこい。とりあえず今はこれを食べることが先決だ。ある程度はここで食べるとして……後は萩野も藤浪も分担して持って帰れよ」
「はーい……」
「は〜い」
若干沈んだ声と高揚した声。いつも食べている身としては残念なことで、食べていないものとしては機会が出来たことに喜んでいるのだろう。
「それにしても珍しいね〜」
「何がだ?」
「いつもの先生なら面倒だー、とか言って断るのに今日は自分から食べにこいだなんて。もしかして朋ちゃんがいるからかな?」
「えっ……」
思わずもらしてしまった呟き。自然と期待するような眼差しを向けてしまう、が。
「んなわけあるかよ、たまたまだ。それにそろそろクリスマスだからな。そのまえにちょっと試したい料理があったからだよ」
がっくりと肩を落としてしまう。まあこんなことだろうとは思ったけれど項もあっさりといわれるとは。少しぐらいは含みを持たせてくれてもいいだろう。
「朋子ちゃん、元気出して」
ポンッと方に置かれる手。俯きがちだった顔を上げればそこに笑顔のエリスちゃんがいた。
「……残念だったね」
言葉ではそういっているが、顔は笑顔。
「……ちょっと喜んでるんじゃないの?」
「そんなことないよ」
どう考えても笑顔――いや、それもそうか。私たちはライバルなのだ。友人でもあるけれど譲れないものもある。
まあ本気で言っているわけではないだろう。その裏には若干の本当が交じっているだろうけれど。
「それじゃあ次は買い物だよー」
「はぁ? まだどっかいくのか?」
「まだって、ここにきただけだよ? センセーってばもしかしてもう疲れたの?」
「んなことない」
「それじゃあ買い物にいこーよ」
エリスちゃんと顔を見合わせる。お互いに軽く笑いあうと先生と可奈さんの会話に入っていく。
勝負はこれからだ。
「ねえお兄ちゃん。私は服が見たいな〜」
「私も。私服って全然持ってないから」
まだ私は歩き始めたばかりだ。手を引いてもらい背を押してもらい、それでようやく人並みになれる。だからこれからだ。学生らしく当たり前の生活をして、そして当たり前のように――
まずは今日を楽しもう。
随分時間が空いてしまいました。それも忙しかったから、という言い訳をさせてください。(⊃Д`。)゜
ええ、更新する時間は有りませんがゲームする時間はあるんです。
まあこれからはちょくちょくやっていくんで見捨てないでくださいな。
一応朋子さんは退院いたしまして、次回からは学園編です。原作だとそっこーでクリスマス&冬休みなんでチョイ変えます。休みまで一週間ってトコですかね。
次回はラブコメです☆

05月10日(土) [ 未分類 ] # 72 <固定リンク>
- 予定は未定だけれど決定しておこう
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最近忙しくてあんま、というか全然更新できてませんでした。もうしわけないです。
というのも忙しくって。部活もリーグ戦だし、課題もやばいぐらいに出てるし。ホントはこんなことやってる暇ないっすw
でもとりあえず来週の水、木曜には手が空きそうなんでドラゴンをアップしようかと。でもプロットもなんも考えてない(というかどこまでいったっけ?)ってな状態なんで、一回見直そうかと。ついでに最初のほうのどうしようもなく拙く痛々しい文章も構成しようかしら(*´・ω・)
全然話し変わるけど11eyesは最高だった。前作3dyasと似たような世界観ではあるけれど随分と飛躍したもんだ。特にCG面。3dyas、最後のほうは手抜きですか〜? って思わず聞きたくなるような出来だったからね。ほぼ一本道だけどそれもまた良し。BGMもいい、熱い展開にばっちりでした☆
最近メモオフを最初からちょくちょくとやり始めました。ほんと少しずつだけどね。なんというか、まあ普通。悪くは無いよ、悪くは。
明日の君と逢うために。これまた前作よりも綺麗めな絵になりました。ちょっと丸っこい気がしないでも無いですが、十分満足です。ただストーリーが及第点、悪くは無いけどまだ上があるね。今後に期待。
クリスタルストーリーズ。うん、まあこんなもんか。Clearが気に入ったらやってみれば?
次に目をつけてるのはS+SPPかな。あとは夏空カナタはびみょだけどlightのさかしき人にみるこころとかG線上の魔王とか……まあそのぐらいか。リリカルDSとか熱帯低気圧少女とかは一応キープぐらいだね。とりあえず今は執筆しよう★











